水泳による肩痛の原因とは?整骨院での治療法と早期改善のポイントを解説
こんにちは!流山市・平和台のゆうあい整骨院・鍼灸院です!
水泳中に肩の痛みを感じると、練習を続けるべきか休むべきか悩んでしまうものです。実は、その痛みはフォームの乱れや肩甲骨の硬さが原因で引き起こされている可能性が高く、放置すると慢性化して泳ぎそのものを楽しめなくなる恐れがあります。
この記事では、なぜ水泳で肩を痛めやすいのかという根本的な原因から、当院で実践している筋肉の緊張緩和や姿勢改善といったアプローチ方法まで詳しく解説します。早期に適切なケアを行うことで、痛みのない快適なスイミングライフを取り戻すための具体的なステップをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
1. 水泳で肩痛が起こる主な原因
水泳は全身運動であり、肩関節を非常に大きく、かつ繰り返し動かすスポーツです。そのため、適切な身体の使い方やケアができていないと、肩に過度な負担が蓄積しやすくなります。当院で多くのスイマーを施術してきた経験から、肩痛を引き起こす主要な要因を整理しました。
1.1 肩関節周囲の筋肉や腱の炎症
水泳の動作、特にクロールやバタフライにおけるリカバリーからキャッチにかけての局面では、肩関節が極端な可動域を求められます。このとき、肩関節を安定させる役割を持つインナーマッスルや、腕を持ち上げる筋肉に過度な摩擦や牽引ストレスがかかります。筋肉や腱が骨と骨の間で挟み込まれたり、繰り返しの動作で微細な損傷を負ったりすることで炎症が発生し、痛みが引き起こされます。
1.2 フォームの乱れと過度な負荷
泳ぎのフォームが崩れると、特定の部位に負荷が集中します。例えば、呼吸の際に頭を上げすぎたり、腕を回す際に肩が十分に回旋できていなかったりすると、肩関節への負担は増大します。また、練習量に対して身体の回復が追いついていない場合も、組織の疲労が限界を超えて痛みにつながります。
| 原因となる動作の傾向 | 肩への影響 |
|---|---|
| キャッチでの過度なローリング不足 | 肩関節の前方への過度な負荷 |
| リカバリーでの腕の引きずり | 肩関節周囲の筋肉の過緊張 |
| 無理なストロークの継続 | 腱組織の微細損傷と炎症 |
1.3 肩甲骨の可動域不足
肩の痛みは肩そのものだけでなく、肩甲骨の動きと密接に関係しています。肩甲骨は腕を動かすための土台となる骨です。この肩甲骨が背中の筋肉の硬さによって固定されてしまい、十分に動かなくなると、本来肩甲骨が担うべき動きを肩関節が代償しなければならなくなります。その結果、肩関節への負担が通常よりも大きくなり、痛みが発生する悪循環に陥ります。日頃の姿勢不良やデスクワークによる背中の緊張も、肩甲骨の動きを制限する要因となります。
2. 水泳による肩痛を放置するリスク
水泳は肩関節を酷使するスポーツであるため、痛みを感じても「休めば治るだろう」と軽視してしまう方が少なくありません。しかし、肩の違和感をそのままにして練習を継続することは、体にとって大きな負担となります。ここでは、痛みを放置することでどのような悪影響が生じるのかを詳しく解説します。
2.1 慢性化による日常生活への影響
肩の痛みは、初期の段階であれば筋肉の緊張や炎症を抑えることで比較的スムーズに回復へ向かいます。しかし、痛みを我慢して水泳を続けてしまうと、患部の炎症が長引き、組織の変性や癒着を引き起こす可能性があります。そうなると、水泳中だけでなく、以下のような日常生活の動作にも支障をきたすようになります。
| 動作の種類 | 日常生活で感じる不自由 |
|---|---|
| 上肢の挙上 | 棚の上の物を取る際や、洗濯物を干す際に強い痛みが出る |
| 服の着脱 | 袖を通す動作や、背中のファスナーを上げる動作が困難になる |
| 睡眠時 | 就寝中に肩がうずき、痛みで目が覚めてしまうことがある |
慢性化した痛みは、単なる筋肉疲労の域を超えて関節の機能制限を招くため、早期に対処しなければ生活の質が著しく低下してしまいます。
2.2 水泳競技パフォーマンスの低下
肩の痛みは、フォームを維持するための身体の連動性を崩す最大の要因となります。痛みがある状態で無理にストロークを繰り返すと、脳が痛みから身を守ろうとして、無意識のうちに筋肉の動きを制限したり、特定の部位をかばうような不自然な動きをしたりするようになります。
その結果、以下のような悪循環に陥り、競技パフォーマンスは低下の一途をたどります。
- 肩の可動域が狭まり、ストロークの効率が低下する
- 左右のバランスが崩れ、推進力が左右非対称になる
- 体幹の安定性が損なわれ、水の抵抗を受けやすいフォームになる
痛みを抱えたまま練習を積むことは、技術の向上を妨げるだけでなく、誤った動作を体に覚え込ませる原因にもなります。水泳を長く、そして高いレベルで楽しむためには、痛みを感じた時点で自身の身体と向き合い、適切なケアを行うことが何よりも重要です。
3. 水泳の肩痛に対して整骨院で行われる治療法
水泳で生じる肩の痛みは、単なる筋肉疲労ではなく、身体の連動性や使い方の癖が深く関わっています。当施設では、肩そのものだけでなく、全身のバランスを考慮した施術を行い、早期の練習復帰を目指します。
3.1 痛みの原因を特定する身体評価
施術の第一歩として、まずはどのような動作で痛みが出るのか、関節の可動域はどの程度制限されているのかを細かく確認します。水泳は肩を大きく回旋させる競技であるため、肩甲骨の動きや背骨の柔軟性、さらには股関節の連動性まで含めて、どこに負荷が集中しているのかを見極めます。痛みの根本原因を正確に把握することで、効率的かつ無駄のないアプローチが可能になります。
3.2 手技療法による筋肉の緊張緩和
肩の痛みがある場合、周囲の筋肉は過度な緊張状態にあります。手技療法では、肩甲骨周りや胸部の筋肉を丁寧にほぐし、血行を促進させます。特に水泳選手は、肩の前側の筋肉が硬くなりやすいため、そこを重点的にケアすることで肩関節の負担を軽減させます。
| 施術項目 | 期待される効果 |
|---|---|
| 筋膜リリース | 筋肉の癒着を解き、スムーズな動きを取り戻す |
| 可動域調整 | 肩関節の詰まりを解消し、ストロークを楽にする |
| 連動性改善 | 体幹から腕への力の伝達をスムーズにする |
3.3 物理療法を用いた炎症の鎮静
炎症が強く出ている場合には、物理療法を組み合わせて早期の鎮静を図ります。患部の深部にアプローチできる機器を用いることで、手技では届きにくい組織の回復をサポートします。炎症を早期に抑えることは、痛みの悪循環を断ち切り、競技への復帰を早めるために非常に重要です。
3.4 姿勢改善と運動療法指導
痛みが落ち着いてきた段階で、再発を防ぐための根本的なケアに移行します。水泳時の姿勢が崩れると、どうしても肩に負担がかかり続けます。そのため、正しい姿勢を維持するための筋力強化や、肩甲骨を正しく動かすための運動療法を指導します。自分自身の身体を正しくコントロールできるようになることが、長く水泳を楽しむための鍵となります。
4. 整骨院で水泳の肩痛を早期改善するポイント
水泳による肩の痛みを長引かせず、一日も早く競技や練習に復帰するためには、専門的なケアとご自身の取り組みを組み合わせることが不可欠です。ここでは、整骨院での施術効果を最大限に引き出し、再発を防ぐための重要なポイントを解説します。
4.1 痛みの初期段階で受診すること
肩に違和感や軽い痛みを感じた時点で、早めに施術を受けることが回復への近道です。痛みを我慢して練習を続けると、組織の炎症が深部まで広がり、完治までに要する期間が大幅に伸びてしまいます。初期の段階であれば、筋肉の過度な緊張を緩め、関節の動きを整えるだけで早期に改善できるケースが多いです。少しでも「いつもと違う」と感じたら、無理をせず身体の状態をチェックしに来てください。
4.2 自宅でできるセルフケアの継続
整骨院での施術に加え、日常生活の中で取り組めるセルフケアが早期改善を左右します。特に水泳選手にとって重要なのは、肩関節周囲の柔軟性を保つことと、正しい姿勢を維持することです。以下の表を参考に、無理のない範囲で継続してみましょう。
| セルフケア項目 | 期待できる効果 | 実施のポイント |
|---|---|---|
| 肩甲骨周りのストレッチ | 肩関節の可動域拡大 | 反動をつけずゆっくりと呼吸を止めないこと |
| インナーマッスルの強化 | 肩関節の安定性向上 | 軽い負荷で正しいフォームを意識すること |
| 入浴による温熱療法 | 血行促進と疲労回復 | 湯船に浸かり筋肉をリラックスさせること |
4.3 水泳の練習量と強度の調整
痛みが引かない時期に、これまでと同じ練習量をこなすことは逆効果となります。身体の状態に合わせて練習メニューを調整し、患部に過度な負荷がかからない環境を作ることが早期改善の鍵です。具体的には、以下の考え方を取り入れてみてください。
4.3.1 練習メニューの修正
肩への負担が大きいバタフライやクロールの距離を短縮し、キック練習を中心にするなど、患部を使わないメニューへの切り替えが有効です。痛みがある状態で無理にストロークを繰り返すと、フォームの崩れを招き、さらなる負傷につながります。
4.3.2 負荷の段階的な引き上げ
痛みが落ち着いてきた際も、いきなり全力で泳ぐことは避けましょう。まずは軽い負荷のスイムから開始し、肩の反応を見ながら徐々に強度を上げていく計画的な復帰が必要です。焦らず段階を踏むことで、万全な状態で練習に打ち込めるようになります。
5. まとめ
水泳中の肩の痛みは、単なる筋肉疲労と捉えず、フォームの乱れや肩甲骨の可動域不足といった根本的な原因を解決することが重要です。痛みを我慢して泳ぎ続けると慢性化し、競技生活にも大きな支障をきたしかねません。当院では、身体評価を通じて痛みの根本原因を突き止め、手技療法や運動療法を組み合わせることで、早期の競技復帰と再発防止をサポートしています。痛みを感じたら無理をせず、まずは身体の状態を正しく把握することから始めましょう。適切なケアと練習量の調整を行うことで、長く健康的に水泳を楽しめる身体作りが可能です。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。
●ブログ監修者
吉岡正洋(柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師)
■ゆうあいGROUP代表
■整体ナビゲーター®️
2017年医療オリンピック『実技王』全国優勝
治療美容エビデンスを取得(TL49-C-0015)
治療家向けDVD4本出版、4本監修
千葉県にて整骨院、美容鍼灸サロン経営のほか、『スキル・知識をシェアすること』を信条とし、ヘルスキーパー研修や教育指導、講師活動を行なっている。
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