膝の内側の痛み 鵞足炎
こんにちは!ゆうあい整骨院です(^^)
今回は、【膝の内側の痛み 鵞足炎】についてです。
皆さん、「膝を曲げる時に痛みが…」、「平泳ぎをしている時に痛みが…」、「走っていて膝に痛みが…」という経験したことありませんか?
膝の内側に発生する痛みは「膝を曲げ伸ばしするスポーツ」に共通していることが多いです。
【鵞足炎】と呼ばれていて、膝の内側にある鵞足(縫工筋・薄筋・半腱様筋で構成されている)の滑液包(かつえきほう)が炎症を引き起こすことによって生じる痛みです。
水泳やマラソン、バスケットボール、バレーボールなど繰り返し膝を曲げ伸ばしする時に、痛めてしまうケガの一つです。
では、【原因】、【痛みが出た時の対策】を説明していきます。
【原因】
・姿勢
膝が痛い人の原因の多くは、不良姿勢にあります。代表的なものだと、猫背や反り腰ですね。猫背や反り腰などの不良姿勢と呼ばれる姿勢になってしまうと、身体の中のインナーマッスルが弱ってしまい、骨盤が後ろに倒れ股関節が開き膝に捻れてしまいます。その状態で、運動をして膝の曲げ伸ばしを行ってしまうと膝の内側が擦れて炎症がおき、痛みが出てしまいます。
・ニーイン・トゥアウト
足のつま先に対して、膝が内側に入ってしまう事をニーイン・トゥアウトと言います。
ニーイン・トゥアウトとは、立った姿勢で体重が乗った前脚の膝(knee)が曲がった状態で内側(in)に入り、相対的につま先(toe)が外側(out)を向くことを言います。この状態で膝の曲げ伸ばしが過度に行われると、鵞足についている縫工筋・薄筋・半腱様筋にストレスがかかってしまい、痛みが出やすくなってしまいます。
【痛みが出た時の対策】
鵞足炎は、動かし始めに違和感があり、また屈伸時に引っかかりを感じる程度で日常生活に支障は出ない為、そのまま放置してしまう方がほとんどです。なので、少しでも違和感、引っかかりを感じたら、早期対策・早期治療をおススメします。
対策として(セルフケア)
・ストレッチ 太ももの裏・ふくらはぎの筋肉・お尻周りの筋肉をしっかりストレッチしましょう。
・アイシング・あっためる 特にじっとしていてもズキズキした痛みがある場合、患部に炎症(熱)が出ている場合があります。その時は、氷を袋に入れた物や水で濡らしたタオルを患部に当てて、10分程度を一日3回目安に行いましょう。膝を曲げたり動かしたときに痛みが出る場合は、患部の血液循環が悪いのでお湯で濡らした温かいタオルを患部に当てて、これも10分程度を一日3回目安に行いましょう。
「当院の施術として」
当院では、患者さんの痛みを改善するのはもちろんですが、その患者さん一人一人の【根本改善】を目指す治療をしています。
その根本改善をしていくにあたって
・姿勢矯正 皆様の身体の痛み・不調の原因の9割は「姿勢の歪み」が原因と言われています。悪い姿勢のまま運動をしたり歩いたりすると、対策をしていても痛みが出てきやすいので、姿勢改善をすることで運動をしたり歩いていても、負担がかかりにくい状態にしていきます。
・体幹強化 【楽トレ】 「骨盤インナープログラム 楽トレ」をすることにより、身体の中のインナーマッスルが鍛えられる・上手く使えるようになるので、良い姿勢を支えられるようになり運動をしていても歩いていても、足にかかる負担が減っていきます。
鵞足炎は、老若男女問わず発症しやすいケガです。しっかり対処をしておかないと、痛みが長続きしてしまうのでお悩みの方は、是非ご相談ください!
●ブログ監修者
吉岡正洋(柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師)
■ゆうあいGROUP代表
■整体ナビゲーター®️
2017年医療オリンピック『実技王』全国優勝
治療美容エビデンスを取得(TL49-C-0015)
治療家向けDVD4本出版、4本監修
千葉県にて整骨院、美容鍼灸サロン経営のほか、『スキル・知識をシェアすること』を信条とし、ヘルスキーパー研修や教育指導、講師活動を行なっている。
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